:四神金赤館銀青館不可能殺人

四神金赤館銀青館不可能殺人 (講談社ノベルス)

四神金赤館銀青館不可能殺人 (講談社ノベルス)


花輪家が所有する銀青館に招待されたミステリー作家屋形。
嵐の夜、館主の部屋で起きた密室殺人、さらに連鎖する不可能殺人。
対岸の四神家の金赤館では、女の「殺して!」という絶叫を合図に
凄惨な連続殺人の幕が切って落される。
両家の忌まわしい因縁が呼ぶ新たなる悲劇!
鬼才が送る、驚天動地のトリック。
全編が仕掛けだらけ、と言っていいかも。


最後に仕掛けが明らかにされ、すぐに読み返してみた。


「本当だ。すげぇ〜」と感心した。
でも、その仕掛けの数々が、
作品としてのおもしろさにつながっているかと言うと、
……う〜ん
★★☆☆☆(2点)