:悪魔が来りて笛を吹く


世の中を震撼させた青酸カリ毒殺の天銀堂事件。
その事件の容疑者とされていた椿子爵が姿を消した。
「これ以上の屈辱、不名誉にたえられない」
という遺書を娘美禰子に残して。
以来、どこからともなく聞こえる”悪魔が来りて笛を吹く
というフルート曲の音色とともに、椿家を襲う七つの「死」。
華族の没落と頽廃を背景にしたある怨念が
惨劇へと導いていく──。
名作中の名作と呼び声の高い、
横溝正史の代表作!!
このシリーズを読み進めることにした際に懸念した
「読んだことあるけど内容を覚えてない」作品のひとつ。


読み進めても、さっぱり内容を思い出さない。
本当に読んだことあるのか、あやしくなるほど。


で、結局、読み終えてみると……


読んだことありました。
この結末は確かに覚えています。
★★★☆☆(3点)

この他にも、
「読んだことあるけど内容を覚えていない」作品はあります。


でも、もしかしたら
「読んだことすら覚えていない」ものもあったりして……

金田一耕助ファイル(角川文庫):既読分

No. タイトル 評価
01 八つ墓村 ★★★★★
02 本陣殺人事件 ★★★☆☆
  車井戸はなぜ軋る ★★★★☆
  黒猫亭事件 ★★★☆☆
03 門島 ★★★☆☆
04 悪魔が来りて笛を吹く ★★★☆☆